浦和学院の森監督は試合前に「大阪桐蔭はあまり波に乗れていないから、五分五分なのでは」と話していたそうです。
私もそういう展開になるかなと思っていました。ところが。
序盤からコツコツと得点を重ねていき、1点差に迫られた直後には打者一巡のビッグイニング。終わってみれば王者の強さが際立つ試合展開でした。

私が真面目に高校野球を追いかけるようになった3年前から、大阪桐蔭のメンバーはあまり変わっていません。
その当時から、この世代は歴代最強と言われていました。
そんなことをずっと周りから言われながら実際に勝ち続けるって、いったいどんな精神状態なんでしょうね。
センバツで優勝したときでさえ、大はしゃぎする選手はあまりいませんでした。
この日も、ホームランを打った根尾選手も藤原選手もガッツポーズひとつしないんですよ。何なのこの子たち。
今回の選手権で優勝したら、重圧から解放されるんですかね。一度くらい大喜びさせてあげたいなあ(誰)。
下剋上ももちろん感動するんですが、才能ある選手が集まって誰よりも努力をしたというチームが下馬評通りに勝つ姿だって見たいと思っちゃいます。なかなか見れるものじゃないですよ。

注意書き

  1. NHKの高校野球中継を見ながら、私が個人的に記録したものです。読みづらい箇所、不正確な情報が含まれている可能性があります。
  2. 途中で中継が途切れた場合(ニュースなど)や録画を失敗したなどで情報が欠落している箇所は、スポーツナビの1球速報で補完しています。
  3. スコアの付け方は一般的な早稲田式に基づいていますが、細かい箇所では独自ルールを採用している場合もあります。