すさまじい試合でした。
滋賀学園は、初戦を延長14回まで投げ切った棚原投手に代わって登板した宮城投手が予想外のナイスピッチング。
8回に同点にされてからは棚原投手へ継投しましたが、結局延長15回まで行ってしまったのでこの日も100球近くの投球となりました。
一方、福岡大大濠の三浦投手も非常にテンポよく投げ込み、8回終了時点ではわずか93球の省エネピッチング。でも、延長15回まで行ってしまったので…涙。
登板過多の問題は色々な要素が絡みすぎていて、簡単に結論を出せることではないと思います。
こんなに投げて体は大丈夫なのかはもちろん心配ですが、でも、球数制限や連投制限、タイブレークなどルールで縛ることがいいことなのかどうか、私には今結論が出せません。大人になったときに体に痛いところがないことが幸せというわけじゃないと思うので。
方向としては、日程自体を延ばすor変更するというのがいいんじゃないかなとぼんやり思っていますが、結論は見えていません。
無責任ではありますが、個人的には、体を壊してでも成し遂げたいことに出会えた高校生の彼らが少し羨ましくもあります。